2009.05.01.Fri

「6+アントワープ・ファッション展」

展示会も終わり、ちょっとホッとすると思いきや連休前にA/Wコレクションの
一部を工場に発注しなければならず、まだバタバタ・・・・。

今はちょうどいろんな所でアート展が開催され、
いろいろ行きたいけれど連休中に行くかな~。

取りあえず連休前に行ってきた「6+アントワープ・ファッション展」をご紹介。

東京オペラシティアートギャラリーで日本初のアントワープ展とあって
ワクワクして行ってみた。

1980年に一躍世界のファッション文化の中心地として
脚光を浴びるようになったアントワープ。

パリのレアールにあった「アブサント」という小さなセレクトショップで
ドリス・ヴァン・ノッテンの服を見た時の衝撃は未だ忘れられず・・・・・。
まだ日本未入荷のドリスの服を見に、その足で一人アントワープまで
行った事が思い出されます。(我ながら行動的・・・・)

その頃のドリスの服は今ほどエスニックテイストではなく、
ちょっとグランジな感じで・・・なんだかたくさん買い物をしたことを覚えています。

そんな思い出のあるアントワープ展・・・・。
王立美術アカデミーの卒業生たちの作品や6人の歴史の服などが展示されています。

自由な発想の前衛的な服たちは、少しアートピースっぽい気もするけれど、
ファストファッションが中心になって来てしまった今、
やっぱり個性は大事・・・・と思わされる内容です。
    
  

「6+アントワープ・ファッション展」の本とカタログ。 
残念ながら展示会の中の写真は撮れないので
興味のある方は是非見に行ってみて下さい。
       
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オシャレな人がたくさん見に来ていました。
デビュー当時の6人衆はみな若い~。
左下はドリスです。右にアンもいます。
   
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私も若かったらアントワープの王立美術アカデミーで勉強したかった!
日本のファッションスクールは少し固い様な気がする。
カタログの裏にアントワープ王立美術アカデミーのファッションショー等が
出ています。
    
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6人の後もラフ・シモンズやヴェロニク・ブランキーノ、AFヴァンドヴォルスト、
クリス・ヴァン・アッシュなどなどたくさんのデザイナーが出てきている
アントワープですが、ユーギ・ペルスーンの名前を見た時にはとても懐かしく・・・・
そして今はどうしているのだろう・・・と思った。

なぜならば一時とてもユーギの服が好きでヴィア・バス・ストップで
買いあさっていたからです。

レースやシフォンなど女性らしい素材なのにちょっと破れていたり、
洗ってひねってあったり、とてもこなしがエッジが効いていて、
前衛的で新しい感じだったからです。

今は見なくなってしまったケレド、
是非また服を作って欲しいと願っています。

     
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さて、時を同じくして表参道の「GYRE」にてマルタン・マルジェラの
「手仕事により、フォルムを作り直した女性と男性のための服」展も開催中。
   
  
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マルジェラ20周年記念という事もあってマルジェラのショップの横で
展示会が行われています。

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展示されているものが試着もできるし、
買えたりもするのでマルジェラファンの方は是非。

アトリエで1点1点立体で作られた作品は、
リメイクとかそういう言葉で片付けられない程手の込んだもの達です。

パリのショップや東京・恵比寿のショップでも見た事があるものもありましたが、
ウイッグで作ったジャケットや蝶ネクタイをたくさん繋げたベスト、
ヴィンテージのサマーサンダルから作ったブルゾン、
指輪をたくさん繋げたトップスなど、いろいろ見られます。  
   
     
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オマケですがGYREと言えばMOMAのミュージアムショップも良く見ますが、
地下のパンやさん「d'une rarete」(デュヌラルテ)のパンを入れてくれる袋が
気に入っていて、GYREに行くと必ず寄ります。
   
   
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090501_10.jpg
   
 
パンのプリントがされているパリパリの紙の質感が大好きです。
こんなステキなパッケージは捨てるのがもったいなくて・・・・。

これもアートっぽくてセンスが良いパン屋さんだな~と
パッケージ好きな私は思います。   
   

  

   




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