2010 05 30 (SUN)

「六本木フリマ＆ルーシー・リー展」

元バーバリーの里村さん率いるファッション・フリマが
六本木であったので行って来ました。

何度かお誘いを受けていたのになかなか行けず・・・
ようやく行くことが出来ました。

ファッション業界の人達のフリマとの事で行く前からワクワク。

　　
　　
　　

　　　
朝一番で行きました。お宝を人よりも早くゲットせねば〜。
バーバリーのものも格安で出てました〜。
某セレクトショップのディレクターさんも遊びに来てました！
　　
　　



　　
里村さんは何と6月からオーストラリアに移住。
最近、海外移住組が増えていて寂しいばかり。
旦那さまもオーストラリア人だし、お子ちゃまも先にオーストラリアに
行ってしまっているし、仕方ないけどね〜。

里村さんオーストラリアでも是非是非がんばってくださ〜い！

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さて、そこから近くにある国立新美術館のリーシー・リー展へ。

国立新美術館へ行くのは初めてだったのですが、
裏六本木にこんなステキな美術館があるなんて・・・とまず建築に感動。

海外の美術館にも引けを取らない黒川記章の建築は圧巻。
みごとにカーブを描いたガラス張りの建物。

内側もすごい。各階のカフェも眺めが良いです。

中庭も竹が植えてあってなごみます。

さて、本題のルーシー・リー展。
20世紀を代表する陶芸家 ルーシー・リーのコレクションが
250点も展示された見応えのある展示会。

女性の作品とは思えないほど、ダイナミックでモダンな作品がいっぱい。

残念ながら展示会場内は撮影禁止なので、パンフから少しだけご紹介。





ダークブラウンにホワイトのステキなティーセット。

私も以前、陶芸をやっていた事がありますが、
これがまた思った通りの物が上がらなくて四苦八苦。

70年も前からこんなにステキな陶器が作れたなんて、
ホントセンスを感じます。

1本1本手書きで書かれたストライプの器。

こちらもブラック×ホワイトに細〜いブルーの線が描かれてステキです。
　　　
　　　

配色がステキな花器。
ソットサスを思わせるようなブルーが効いたダイナミックな配色。

　　　　
　　　


こちらは釉薬がトロリと流れた器。ターコイズブルーが効いています。
　　　　
　　　　


ウエッジ・ウッド社の為に作ったカップ（プロトタイプ）
　　　　
　　　　　

陶器で作られたボタンもこれ以外にたくさん展示されていました。
ボタンのコーナーは人がすごくて見るのが大変。
でも見応えありです。服の仕事をされている方は是非見てみて下さい。
　　　　
　　


93歳でこの世を去るまで、常に瑞々しい驚きと発見に満ちた
陶芸制作に捧げられたものでした。

展示会のフィルムで見たルーシー・リーは晩年になっても
釉薬にいろいろなものを掛け合わせ、前向きに実験的な事にトライをしていて
すごいアーティストだな〜と感じました。

見た目はとってもカワイイおばあちゃんでしたけど、
陶器にかける情熱はすごい物を秘めていたんですね〜。

6月21日（月）までやっています。
器好きな方は是非・・・・・・。